現在地

加賀・白山

▽10月15日(土)晴のち曇り

5:50 別当出合(1250m)発~8:00 甚之助避難小屋~9:00 黒ボコ岩 9:15発~9:40 室堂10:05発~10:40白山(御前峰)11:40発~12:05 室堂~12:25黒ボコ岩~13:05 甚之助避難小屋 13:25発~15:00 別当出合登山口

日本山岳会の仲間と共に加賀の白山を訪れました。前日に市ノ瀬野営場に入り幕営。夜中に、翌日向かう別当出合登山口の駐車場を目指す車が次々と現れ、人気のほどをうかがわせます。翌日は案の定、駐車場は満車状態。車を停める場所を見つけ、歩き出します。石が適度に敷かれ、よく整備された道をたどり、順調に高度を稼ぎます。新型コロナウイルス感染拡大による活動停止で落ちた体力を取り戻すように、一歩一歩進みます。甚之助避難小屋は立派で快適な施設。黒ボコ岩まで来ると、一気に展望が開けます。弥陀ケ原へ上がると、木道が延びる平原となり、爽快感に満ちた眺めが広がりました。室堂で小休止した後、山頂へ。細長い頂上には多くの人が集い、笑顔があふれていました。青空と秋雲のコントラスト、赤や黄に染まり出した木の葉に彩られた景色を堪能しました。見晴らしが利き、槍・穂高連峰も遥かに望むことができました。火口に視線を転じると荒々しい岩肌と緑色の湖があります。火山の恵みがもたらした多様な姿を楽しめる山なのだと実感しました。地元中心の登山者層なのか、お国言葉が飛び交うのんびりした空気感も登山の魅力を高めてくれました。下山後は麓の白峰温泉総湯のぬるぬるの温泉で汗を流しました