蔵王・熊野岳春スキー(3月25日)
作成者:誉田 紘八朗 作成日:2022/05/11
朝から快晴、無風の25日、地元山形在住の木村さん、粕谷さんと三人で
“それ行けとばかり”蔵王連峰の主峰・熊野岳(1841m)へ登り、坊平高原
ライザーワールドを経て猿倉スキー場迄、超ロングコースを滑ってきました。
木村喜代志(84才)・・・日本山岳会、アルパインスキークラブ。
明神岳東陵で遭難した中村禎吉郎さんと高校(県立山形東)山岳部同期。
佐藤修さん、故本間さんの母校(山形県立鶴岡南高校)山岳部で当時の
教師です。
粕谷俊矩(79才)・・日本山岳会、アルパインスキークラブ、寒河江山岳会。
山形県出身、高校教師。1992年モンゴル・フィティン峰登頂、2011年
イタリア・グランパラディッソ登頂。
著書、山歩きのエッセイ「雲のソラチネ」
→ https://artshow.jp/artbook/artshow/kasuya
- 9:50 : 山頂駅着 シール装着。快晴だが月山、朝日などの遠くの
山々が薄茶色に濁って見える。地蔵岳山頂を避け、その東斜面を
トラバース気味に登る。右上に発達した雪庇があり、一部が崩壊
して雪崩を起こしている。鞍部のワサ小屋跡まではシールを付けた
まま40mほど滑り降りる。 - 10:10 : ワサ小屋跡1700mで小休止。双耳峰の雁戸山が手に
取るように近くに見える。 - 11:08 : 熊野岳山頂着。1841m。神社はエビの尻尾が分厚く
張り付いて白く巨大な塊りになっている。斎藤茂吉の歌碑も大きな
雪の塊。交互に写真を撮る。 - 11:40 : 馬の背に向けて滑降開始。馬の背はシュカブラが発達
して滑りにくい。仙人沢の支流である右又沢の右岸を滑る。
このあたりの地形や雪質に詳しい木村のリードに助けられる。 - 12:10 : 御田の神避難小屋着。1545m。外に取り付けられた
梯子を使って2回の窓から入る。昼食。コーヒー。 - 13:05 : 避難小屋発。下ってきた雪上車と出会う。
- 13:20 : ライザスキー場レストハウス。雪が多いので猿倉スキー
場まで滑ってゆこうと木村が提案。急斜面の樹林帯を抜けると
エコーラインに出会う。
そのガードレールを跨ぐとまもなく猿倉スキー場(営業終了)。 - 14:10 : 猿倉スキー場駐車場。690m。
- 14:32 : 少し遅れて木村、誉田が到着。