神奈川県西丹沢 箱根屋沢
作成者:中島 崇景 作成日2020/11/10
〈山賀が代理投稿〉
1.2020年10月26日(月)
2.晴れ 16℃
3.概要
7:00市ヶ尾駅集合~橋本さん車~9:00箱根屋橋発~9:30F1~11:30F9~12:00~屏風岩山東尾根850m地点~14:00箱根屋橋=下山
沢登りの出来るぎりぎりのタイミングで橋本さんと西丹沢の箱根屋沢へ行ってきました。あまり濡れない登攀系の沢ということでここを選定しました。箱根屋橋から入渓し、10分程歩き2つ程堤防を越えるとF1に到着しました。
F1(10m):遠くから見ると険しそうですが、近づくとⅢ級くらいだったのでノーロープで越えました。
F2(7m):上下2段に分かれた滝でした。下段は堤防のように整った不思議な滝でした。ノーロープで越えました。
F3(9m):ノーロープで越えました。
F4(12m):右側から、少し難しそうだったので中島リードでロープを出して越えました。
F5(10m):左側からノーロープで越えました。
F6(8m):左側からノーロープで越えました。
F7(8m):左側から橋本さんリードでロープを出しました。上部の草付きに乗り上がる所が核心で、土の詰まったクラックに足をねじ込み上がりました。核心には残置スリングあり。
F8(15m):通常は左のクラックからのようですが、橋本さんの希望で水流のある凹角から行くことになりました。凹角右から上がり、途中から左のカムの良く効くクラックに左手左足を突っ込みながら上がります。暖かくはないので濡れないつもりでしたが、滝に全身を打たれながらのシャワークライミングとなってしまいました。残置ハーケンと残置スリングあり。
F9(10m):トポにはA0(V級)と書かれていますが、橋本さんがフリーで越えました。中島はアブミの練習がしたかったため、フォローで残置ハーケンにアブミを掛けながら慎重に登りました。
F9を越えて少し歩くと大きな二俣に出ました。ここより先の小滝は登攀対象にはならないので、下山用の尾根に乗り上げるため右に進みます。泥沢に蹴り込みながら上部を目指し、30分程で尾根上に辿り付きました。尾根から暫く下ると白い看板があり、不明瞭ですが踏み跡のある道が左右に分かれています。身の丈程ある植物に視界を遮られながらも目印のテープを何とか探し、右側に進み急な尾根を下っていきました。そのまま下り続けると左下に車道が現れたので、尾根横の斜面をガシガシ下り車道に下り立ちました。車道を30分程下ると箱根屋橋に到着しました。
短かったですが、滝の密度が高くルート次第では登攀の練習になりそうな沢でした。また、この時期になるとヒルの活動も落ち着くようで、遡行中に1匹も見ませんでした。車を出していただいた橋本さん、ありがとうございました。