現在地

奥多摩シダクラ沢

▽2020年7月19日(日)

曇り時々晴れ

0753惣岳バス停~0830入渓~1100標高830m付近二俣~1145大ブナ尾根登山道1090m付近~(サス沢山)~1300奥多摩湖バス停

 現役学生4人(浅川、田代、小池、田中)に同行し、奥多摩シダクラ沢を遡行しました。梅雨前線の影響が心配されたものの、朝方から青空がのぞき、終日そこそこの好天に恵まれました。暑さも厳しくなく、木漏れ日の中、緑に満ちた快適な登高を続けました。現役の滝を越す動きは危なげなく、ロープを出す機会はありませんでした。水流に入り、初体験の沢登りを楽しんだ様子でした。現役は事前によくルートを勉強しており、要所で地形図や遡行図を確認しながら、進路を的確に見定めていました。詰めは830m付近の二俣の大岩を左に回り込み、急登をほぼ真っ直ぐ大ブナ尾根に上がりました。コロナ禍の影響なのか、日曜にもかかわらず同ルートの他パーティーは1隊と、静かな登山になりました。感染拡大で思うように部活動を展開できない日々が続いています。感染防止のため泊まり掛けの山行ができず、日帰りだけという制約を受けながら、少しでも力を付け、登山の幅を広げるうえで、近郊の沢登りが有効な選択肢になるかもしれません。この山行が、現役の今後の活動に少しでも役立つことを願います。(山賀)