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八ヶ岳 南沢大滝

 3月16日、若手OBの小川君と八ヶ岳の南沢大滝に行ってきました。暖冬の今シーズンですが、この時期ガッチリ凍っているのはここだけでしょう…ということで、とても混んでました。

 小川君、初めての大滝を見て「デカイですね~」と圧倒された様子。僕は、垂直部分が短くて楽そうな一番左側のルートを登りたかったんだけど、先行パーティーがトップロープとか張っててなかなか空かない。あとから他パーティーもどんどん上がってくるので、痺れを切らして垂直部分の最も長い一番難しそうな右側のルートに取り付いてしまった。9割がた順調に登ったんだけど、滝の抜け口直下で前腕がパンプアップし、たまらずアックステンション。その後も、アイゼンの前爪をかけた氷が欠けて墜落…と思ったけど、両方のアックスが効いてすぐに止まった。ああ良かった~。そんな感じで苦労して登り、今度は小川君の番。

 小川君、買ったばかりのアックスで結構順調に登ってくるなぁという感じのロープの流れ方だったけど、後半のちょっとハングっぽくなった辺りから連続テンション。「わぁ~」とか「ぎゃ~」とか訳の分からない奇声が聞こえてくる。きっと自分自身に気合を入れているのだろうと受け止めた。やっと上がってきた小川君。なんと額から流血し、それが口まで流れ込んでいる!自分のふるったアックスで氷がかけて額を直撃したとのこと。もう血がほとんど固まっていて、長い時間かけて奮闘しながら登ってきたことを物語っていました。それでも、「アイスの洗礼を受けました」とニコニコ笑っているのでさすが。大丈夫でしょう、アイスではよくあることです。

 懸垂下降したら、大滝はもう人でいっぱいになってしまったので、今度は小滝に向かいました。でも、ここも人でいっぱいなので、ちょっとだけ早いけど下山しました。帰りは「鹿の湯」につかって、小川君もきれいに顔を洗うことができました。小川君、お疲れ様でした。もう大抵のところは大丈夫ですね。