現在地

西上州 木戸壁

 冬型気圧配置になり関東の山々が気持ちよく晴れた11月12日、西上州の木戸壁・右カンテに行ってみた。

 裏妙義国民宿舎の駐車場から、落ち葉を踏んで30分程度登ると壁の取りつき地点。ルートは全5ピッチ。傾斜はそこそこあるが、3~4級程度でそれほど難しくはない。ただし西上州独特の「たどん」という、古い溶岩に石をはめ込んだようなホールドの岩で剥離しやすい。自分のつかんだ岩は大丈夫だったが、岩には剥離した跡がたくさんあった。K氏と交代で慎重にロープを伸ばす。3ピッチ登ると抜群に高度感が開けた。冬枯れの森に突き出した巨大な岩を攀じっている感じだ。心配された強風はほぼ収まり、ルートの終了地点で、コーヒーを飲みながらパンをかじり周辺の景色を楽しんだ。

 

【タイム】

国民宿舎駐車場6:47⇒木戸壁取り付き7:20~7:30⇒5ピッチ目終了点9:10~9:30⇒懸垂下降6ピッチ⇒取り付き10:30~11:00⇒国民宿舎駐車場11:25

 

【留意点】

・他の地域ではあまり見ない岩質。剥離しやすい、摩擦が大きいというのが特徴か。

・支点が多いのでヌンチャクは多目に持って行った方が良い。

・1ピッチ15~30mで2ピッチつなげて登ることもできるが、ロープの流れなどを考えると短めに切った方が無難。

・懸垂下降のロープ回収時に岩のでっぱりに引っかかって抜けなくなることが多いらしい。我々はロープ1本で短めに懸垂し、かつロープの流れに気を使って降りたのでトラブルはなかった。