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セルフレスキュー研修に参加

 今年も10月21日~22日の日程で三つ峠で行われた、agsj(日本アルパインガイド協会)主催のセルフレスキュー研修に参加した。これはagsjがレスキュー技術認定者を対象に毎年行っているもので、今年は認定者のほか、ガイドやガイド養成学校の生徒など合わせて6人が参加した。台風による大雨でも決行とのことなので覚悟して行ったら、屋内人工壁での研修だったのでほっと胸をなでおろした。

 1日目は、確保⇒3分の1の引き上げ⇒5分の1の引き上げ⇒カウンターラッペルによる同時懸垂という一連の動作を行う際の動作確認と、懸垂下降でスタックした人を同一ロープを使って下から救助する方法。2日目は、半身用ロープ担架の作成⇒ダブルデミキャブスタンという制動法を使って3人一組でけが人を降ろす技術などを訓練した。出来ると思っていたこと、頭では理解していたことも、いざ実際にやってみるとなかなか出来ず、反省点も多く、それだけに大いに勉強になった研修だった。

 クライマーのリスク管理として、こうした技術は知っているべきものだが、知らない人が多いのが現状だと思う。かくいう自分もかつては狙ったルートを登れるかどうかばかりに関心がいき、もし事故が起きたらどうしようと考えもしなかったから、今思うと恐ろしい。もっとも、知っていても事故が起きることはある。でも知らないよりは数段いいと思う。しかしこの技術、少なくとも半年に一度は練習しないと忘れちゃうんだよね。

※今回は雨だったので、昨年の研修時の写真を掲載します。