現在地

槍ヶ岳西稜

 
GWを利用して槍ヶ岳へシーズン最後のミックスクライミングに出かけた。
あまり登られてないようであるが、岩も硬く、絵に描いたように快適なアルパインルートであった。

行動概要
5/3(水)晴れ 6:50上高地バスターミナル発 16:50 槍ヶ岳山荘着

この日は天候がよく、GW前半に降った降った雪の影響で雪崩が頻発していた。
また、体力的にきついアプローチであった。テントを張り、明日に備えて早めの就寝。
 
5/4(木)晴れ 4:30槍ヶ岳山荘発 5:20西壁取付き 14:20槍ヶ岳山頂 15:30山荘
暗いうちに起床し、小槍の前のルンゼを下降する。
ところどころ雪崩と思われる破断面があるが、まだ気温が低く安定していた。サクサクと下る。
西稜すべてトレースすると長いため、小槍西壁の下から登攀することとし、
西壁下部に続くバントをトラバースして、取付きに達した。
0ピッチ目:西壁の取付きへ。バンドをトラバース。Ⅱ、40m
1ピッチ目:被り気味の凹角を登る。気持ちのいいミックスクライミング。Ⅳ+、30m
2ピッチ目:くの字ジェードルまでのフェース。Ⅲ+、30m
3ピッチ目:くの字ジェードル。下部10mは、難しいワイドクラック。上部は、凹角に張り付いた氷をダブルアックスで登る。Ⅴ+、20m
4ピッチ目:ハング下を右へトラバースして、小槍の頂上へ。Ⅲ、40m
小槍からは、40m程度懸垂し、小槍のコルへ。
5ピッチ目:易しいリッジのクライミング。Ⅲ、40m
6ピッチ目:ひ孫槍と超えて、孫槍とのコルへ。Ⅱ、30m
7ピッチ目:孫槍の登り。易しいフェース。Ⅱ、30m
8ピッチ目:孫槍の登り。とんがりピークの頂上へ。高度感が素晴らしい。Ⅲ、40m
孫槍からは、15m程度懸垂で下降。
9ピッチ目:ほとんど歩きで大槍へ。Ⅰ、55m
槍ヶ岳の山頂は何度登っても気持ちいいいピーク。下山は渋滞気味で山荘まで少し時間がかかった。
ギアをテントに置き、山荘にビールを飲みに行く。3000mで飲むビールは最高であった。
 
5/4(木)晴れ 5:30槍ヶ岳山荘発 12:00上高地
のんびりと下山。上高地は人・人・人。そそくさと沢渡へ帰る。

留意点
・割れ目がたくさんあり、カム、ナッツ、ピトンなどなんでも使える。
・一応ビレー点はあるが古い。自分たちで作成したほうがよいだろう。
・各懸垂支点は、非常にしっかりしている。