現在地

荒川出合 3ルンゼ右の滑滝 2ルンゼ正面大滝

(行動概要) 

 年明けから続いた寒波に期待しつつ、友人のK氏と荒川出合に行ってみた。

 初日は4ピッチの氷のルート、3ルンゼ右の滑滝を登った。Ⅳ級くらいで難しくはなく、つるべ式で快適にピッチを伸ばす。でも、少し水っぽかった。ビレイ支点はすべてスクリューでとった。難儀したのは下降だった。過去の他パーティーも皆苦労しているようだ。我々は2~3ルンゼ間の尾根を降りたが、樹林の中のひどく急な尾根で、3回の懸垂を交え悪かった。ビバークになったら酒が飲めないと先を急ぎ、日没直前にテントにたどり着くことが出来た。にごり酒とシングルモルトウイスキーをあおりながらハーネスを解いた。

 翌日は2ルンゼ正面大滝へ。想像していたより堂々としていて大きな滝だった。下から見る限りでは傾斜も寝ていて距離も短く思えたが、実際に取り付いてみると結構立っており距離も50メートルロープいっぱい伸びた。雄大な風景の中の錯覚か。3ルンゼと比べるとよく氷っていたが、一部薄い部分もあった。高度感も出て、けっこう緊張した。2ピッチで実質上の登攀は終わり。V字スレッドを作って、『崩壊しないでくれ』と祈りながら同ルートを下降した。

 今回も怪我なく帰れることに深く感謝しながら、奈良田温泉への道のりを急いだ。

 

(タイム)

・1/21(土)

奈良田ゲート(トラック便乗)⇒830~920荒川出合、幕営⇒1040右の滑滝取り付き⇒1420登攀終了、尾根下降地点へトラバース⇒1508尾根下降地点⇒1700テント

・1/22(日)

700出発⇒830正面大滝取り付き⇒登攀終了、同ルート下降⇒1200~1220取り付き地点戻る、ランチ⇒1400~1455テント撤収⇒1617奈良田ゲート

 

(留意点)

・立木などの支点がないのでスクリューは多めに必要。我々は11本用意した。

・各ルートとも下降が核心か。2ルンゼと3ルンゼの間の尾根は、余りお勧めできない。右の滑滝左岸の樹林帯を複数回の懸垂で降りているパーティーが多い模様。同ルート下降の際はV字スレッドを作る必要がある。自己責任で。