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白峰三山縦走記

期日:2015年8月1日~4日
メンバー:単独

2013年に「荒川三山、赤石岳」。2014年、「聖岳~光岳」縦走したので、
今年は白峰三山(北岳→間ノ岳→農鳥岳)を縦走しました。甲府から
バスで入山、広河原山荘に前泊、大樺沢をつめて八本歯のコルから
北岳山荘泊。3000mの稜線を間ノ岳→農鳥岳を経て大門沢小屋泊。
奈良田温泉で汗を流して、身延、富士、経由、三島から新幹線で
(新横浜)帰宅しました。
連日の好天で、顔や手が日焼けして真っ黒になりました。稜線で
韓国の団体登山ツアー(40~50名)と一緒になってしまい、山小屋
では片隅で小さくなっていました。

8月1日(土)晴れ、  甲府14.00 (バス)→ 15.53広河原山荘泊。

山荘の客は50名位。比較的ゆっくり寝られる。夕食は17:00より、
ワイン付、豚焼き、野菜アラカルト。生ビール800円。夜19:00より外で
2人のミュージシャンがライブ開催。「山男の歌」等皆で合唱する。
トイレはきわめて狭い。

8月2日(日)快晴。  広河原山荘~大樺沢~八本歯のコル~北岳山荘。

[出発5.30 → 大樺沢二股7.50 → 八本歯のコル10.35( 昼食) →
北岳分岐11.25 → 山荘12.50。]

4時起床、4:30朝食、5:30出発。快晴。暫く谷間の涼しい道を歩く。
大勢登っていて、賑やかです。二股(右又コースとの分岐)からは、
視界が広がり、直射日光がまぶしく、豪快なバットレスの下部を通過、
急斜面を登る。小さくなった雪渓から時々涼しい風が渡ってくる。
八本歯のコル下より、木の梯子が次々に現れ、登り、高度を上げる。
バットレスを横に見ると、クライマーが数パーティ取りついているのが
分かる。北岳分岐の所で、ニュージランドの若い女性が熱中症で倒れ
ていて、連れのガイドらしい人が携帯で救助を要請していた。周りに
大勢の登山者がいても、皆、どうする事も出来ず、ただ傍観している
だけです。北岳山頂迄ここから約1時間ですが、昔登っているのでパス
する。稜線(東斜面)の高山植物(ハクサンイチゲ、キンロバイ、クロ
ユリ等)を眺めながら、ゆっくり、北岳山荘へ行く。午後1時頃、ヘリコ
プターが熱中症患者のいる北岳分岐へ飛んできたのが見えた。
小屋番より、(本日は混雑していて)、布団に二人寝て頂くと言われ、
ぞっとしましたが、事なきを得ました。

8月3日(月)晴れ後、雷雨。  北岳山荘~間ノ岳~農鳥岳~大門沢小屋。

[北岳山荘6:00 → 中白根山 6:40 → 間ノ岳(3189m)7.55 → 
農鳥小屋9.20 → 西農鳥岳10:30(昼食)10:50 → 農鳥岳(3026m)
12:00 → 大門沢下降点 12:45  → 大門沢小屋到着16.00。] 

朝食5時、出発6時、快晴。3000mの稜線をるんるん気分で歩く。間ノ岳はでかい。
少々風は強いが涼しい。頂上からの360度展望は素晴らしい。北に白山、剱岳、
穂高連峰。東に八ヶ岳、奥多摩、そして大きな富士山。西は中央アルプス・
頭だけ御嶽が見える。手前に仙丈、甲斐駒、北岳。南は主峰赤岳、塩見岳が
聳えています。
間ノ岳からの急な下りは、一昨年登った荒川岳の下りを思い出す。ストレッチ
しながらゆっくり下り農鳥小屋へ。ひどいぼろ小屋です。特にトイレはきたない。
上越から来たというお祖父さん(66才)は、連れてきた小5の女の子に「此処は
絶対泊まらない」と言われ、真っ黒に日焼けした小屋番から「ドタキャンは宿泊
代を倍貰う」と脅され、困っていた。
いつの間にか、韓国の団体登山ツアーの一行に挟まれてしまった。10人位の4パーティで賑やかに
歩いている。韓国語が飛び交って、まるで、韓国へ来たような気分です。彼らは最新の登山用品、
用具を身に着けていて、その経済力に驚きました。富士山、立山等は既に登っているとの事です。
農鳥岳を越えた辺りから、東面の谷よりガスが湧きはじめ、大門沢下降点より視界が悪くなり、
急坂を針葉樹林帯に入った頃(15時)雷雨になった。約1時間、雨具を付けて下降、濡れた身体で
大門沢小屋に辿り着きましたが、残念ながら「韓国ご一行様」に追い抜かれ、どっと疲れが出ると
共に、山歩き(下り)に自信が無くなりました。
17時から夕食でしたが、疲れの為、食事が喉に通らず、缶ビールを飲んだだけでした。

8月4日(火)晴れ、   大門沢小屋 ~ 奈良田温泉。

下山日。奈良田温泉を13時50分のバスに乗れば、夕刻までに帰宅できるので、ゆっくり下山
しました。朝食5時、6時出発。山では起床すると直ぐにトイレに行くのですが、トイレが汚く、
ポットン式(床に穴が開いているだけ)。紙も持参です。よって、我慢しました。この小屋には、
皇太子殿下が立ち寄った写真が飾ってありましたが、お泊りにはならなかったと思っています。
「韓国ご一行様」が出発した後、スタートしたので、静かな一人の下山を楽しむ事ができました。
奈良田第一発電所バス停で切符販売人より、「たった今、団体様が行ったので、多分、奈良田
温泉は満員ですよ。」と言われ、彼らが風呂を出た頃を見計らって行く事にして、30分程日陰で
休む。これが正解で、温泉に着いたら、団体様が風呂から出た後。smiley 
入浴は殆ど私の貸切状態、13時半迄、生ビールを飲んだり温泉に入ったりして、くつろぎました。